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京都・烏丸十条 リハーサル&レコーディングスタジオ​

マザーシップスタジオ 
〒601-8031 京都市南区東九条河辺町26-25 

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マザーシップは贅沢なリハスタでもある。

March 19, 2017

マザーシップリハーサルのススメ。

ウチの常連のお客様には、リハーサル中心に使われている方とレコーディングで使われている方...無論双方おられる訳ですが、前者のお客様は必要に応じて録音でも使用して頂いておりますが、最初レコーディングを目的にマザーシップにご搭乗されたお客様はその後リハーサルでもマザーシップを使用して戴ける...というのは数としては少ないんですね。

 
すでに近所とかに練習で常用されているスタジオがあったりするのが主な理由だとは思いますが、中には当スタジオを何となくレコスタだと思い込まれている方々もおられます。

今回はそんな方々に「いえいえ、マザーシップは優れたリハスタでもあります!」という事をお伝えすべく、スタジオを作るに至った経緯とかにも触れつつ"マザーシップリハーサルのススメ"を書きたいと思います。

 

当然のことながらマザーシップを作る前は自分も点在する街スタを利用していました。今でも自分のバンドのライブの本番前の練習なんかは、その日出るライブハウスの近所のスタジオを使用することが多いですが、そこでいつも思うことがあります。
私はベーシストなんですが、ゲインはしっかり目に入れますがEQをこねくり回して使う派ではないので、基本的にはどのアンプでもEQツマミはフラット(時計針の12時の位置)がベターなんです。

しかしその目盛りでは大抵のスタジオブースでは低音が溢れすぎて、自分のタッチの繊細さ等が反映されず、場所によっては何弾いてるのか全くモニターできない所もあります(原因は置いてあるベースアンプ自体が部屋に対してデカすぎるとか、ブースに低音を逃す構造が無いとか、アンプやPAの位置取りが悪いとか様々....)つまり気持ちよくベースを出せないブースが普通にある訳です。


特に長い音(白玉系)の時にコードチェンジしてもさっきまでのベース音が部屋に残っていて、完全に変わるまでに何拍か時間かかる…みたいなところでは不本意ながら大幅に「ローカット」することになります。そんなことを繰り返す中で大体EQというのは引き算で使う癖が出来ました。

 

ですが、昔からよく使っているスタジオの中にも理不尽な「ローカット」をすること無くEQの目盛りが「フラット」で使える”お気に入りスタジオ”が幾つかありました。それらのスタジオの共通点は何なのか?をスタジオを設計する際に考えた結果、躯体構造に種類があることを知ります。簡単に言うと木で作った「乾式」とコンクリートで作った「湿式」です。

 

一般的に「低音」というのはエネルギーが大きく、アンプの出力に応じたそれ相当の容積(部屋の広さetc.)と質量(壁や床の重さetc.)を持つ物で対峙しないと音を止めたり安定して鳴らしたりすることが出来にくい。
つまりこの場合、重量に勝る「湿式」の方が低音に対する音響特性は優れているということになります。
もちろん部屋の形状、アンプの位置など、室内音響で重要な要素は他にも沢山有りますが、躯体構造はスタジオを”作る”という上でビッグイシューです。広さに関しては予算的に自ずと限界が出てくるので、マザーシップを作る時に真っ先に決めたのは「メインブースは湿式にする」ということでした。

 

 

ですが、テナントビルのフロアに湿式施工する事は物理的に難しく、契約面でOKだとしても屈強で大きなテナントになると費用対効果の面で商いは厳しくなります。そこで色々考えた挙句、思い切って部屋数を諦め、代わりに住居を兼ねる事でコスパの高い小規模スタジオという方向性に舵を切りました(当時京都でもすでに幾つかそういったスタジオがあった事が判断材料でした)。

 

しかし、部屋が一個ではリハスタとして回転率の問題ですぐに限界が見えてしまい、レコーディングを業務化しないとこのスタイルの継続は無理...という結論で今に至ります(そしてボーカルブースや調整室を拵えたために今では遂に生活スペースがなくなりました...orz)。

 

そういった理由でレコーディング業務を本格化させたのは2005年頃からなのですが、以降10年以上にわたってスタジオをやってきて思うのは、マザーシップの”湿式メインブース”はレコーディング・リハーサルのいずれにおいてもウチのかけがえの無い財産となっているということ。

 

レコーディングは作品として形が残るという意味では、場所を厳選して行うのは理にかなうことですが、リハーサルスタジオに関してはあまり音にこだわって選んでいる方は少ないかもしれません。しかし、例えば健康のために毎日の食事で食べるものに気を使うように、室内音響が優れた環境で日々のバンド練習などを行うという事は、ミュージシャンにとって一番大事な「耳」を養う事そのものであり、ある意味一番重要であるとも言えます。

 

この機会に「リハーサルは近くの◯◯で」という脊髄反応を少しだけ見直して、日頃の音出し環境にほんのちょっと拘りを持ってリハスタもご選択戴ければ、普段聴こえていなかった音が聴こえてきたりと、作曲もアレンジも練習もより楽しくなるのではないかなと思います。

 

マザーシップでは4時間以上のバンドリハーサルに優位「長時間リハーサル割安パック」を先月から新たにご用意しました。

 

最大の特徴は、土日祝の昼間や平日晩などスタジオの”ゴールデンタイム”にも割引が適用されるという事です。利用人数(※延べ人数)の制限もありませんので、音楽サークルなどの複数バンドで使い回しというのも可能です。バンドの新曲アレンジやライブイベントのゲネプロなど、バンド編成で長い時間の音出しを必要とする機会などに是非有効活用して頂けたらと思います。

 

 

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